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本日は睡眠時無呼吸症候群のお話です。 泌尿器科で睡眠時無呼吸(?)と思われると思います。 なぜ泌尿器科で睡眠時無呼吸症候群(SAS)の話をするかご説明いたします。   睡眠時無呼吸症候群といえば脳卒中、心筋梗塞、様々な生活習慣病のリスク、日中傾眠による交通事故のなどのリスクになるのはよく知られております。   泌尿器科領域に関しては睡眠が障害され結果的に夜間頻尿となるリスクがあります。睡眠時無呼吸の自覚は乏しいので実際は夜間頻尿を訴え外来に来ます。夜間頻尿に対し各種薬物治療を行っても全く改善せず睡眠時無呼吸の治療をするとピタッと改善ケースがよくあります。院長はこのような症例を数多く見てきました。   夜間に頻尿があるとお体が悪い方はトイレに行く途中に転倒し骨折します。骨折し入院すると認知機能が低下し生活の質、ADL(日常生活動作)が著しく低下します。   一時期TV番組で水分をたくさん摂ると血液がサラサラになり脳梗塞の予防になるとデタラメが喧伝されたこともあります。医学的にもこのような効果はないと実証されています。実際に血液がさらさらになることはなくむしろ夜間頻尿や転倒リスクが高まるだけです。このような事実は蔑ろにされ、未だに夜間の積極的飲水指導をしているところさえあります   最近では検査器も簡便化され簡単に検査が行えます。睡眠時無呼吸と診断された場合には治療に進む事になります。 簡単にできるチェックシート(クリックでリンク先に遷移します。)がありますのでご参照ください。 当院は泌尿器科専門医のクリニックですが、従来の一般内科的アプローチとは異なる形で生活の質を保つ、全身的な健康管理に取り組んでいます。泌尿器科専門医ならではアプローチで皆様の健康管理に貢献したいと考えています。   夜間頻尿でお困り方は是非当院に一度ご相談下さい。 泌尿器科専門的診断は当然ですが睡眠時無呼吸の可能性も考慮し診察させて頂きます。   桜新町・用賀エリアの泌尿器科専門診療は当院にお任せください。 せたがや泌尿器腎クリニックをよろしくお願いいたします。 ...

本日は前立腺肥大症についてお話します。 前立腺肥大症の頻度は年齢ともに高くなり30歳代頃から始まり70-80歳までに80-90%の頻度まで上昇します。原因ははっきりしていませんが男性ホルモンのバランスの変化が一つの原因と考えられています。 前立腺肥大症の症状は主に蓄尿症状、排尿症状に大別されます。 「排尿症状」は尿の勢いが弱い、尿が出始めるまでに時間がかかる、尿が分かれる、排尿の途中で尿が途切れる、尿をするときに力まなければならない」などの症状です。 「蓄尿症状」は頻尿、尿意切迫感(尿の我慢が効かない)、切迫性尿失禁(我慢が効かず漏れてしまう)などの症状です。 診断は主に問診、超音波検査(前立腺サイズ測定、残尿測定)、尿検査、PSA検査(前立腺癌マーカー)などで行います。 話はそれますが前立腺肥大症が悪化すると前立腺癌になるということはありません。全く別の疾患と考えて頂いて構いません。前立腺の検査をされたことがない方の中で一定の率で癌の疑いが高い方がいますので当院ではPSAも検査しています。 前立腺肥大症は慢性疾患で進行が緩徐なので自覚症状が乏しい場合もあります。 当院では超音波検査器、尿流測定器などを用いて前立腺肥大症の診断を正確に行います。特に尿流測定については通常のトイレと同じように排尿してするだけで尿量、尿流が測定できる写真の装置を導入しています。座位で排尿して頂けると正確性が高まります。 再度、話がそれますが男性が立位で洋式便器に排尿した場合に尿がどれくらい飛散するか動画で参照ください。 https://www.youtube.com/watch?v=5vOVUpY_tDE 衛生的にも問題があります。 当院では前立腺肥大症の診断を正確に行ってまいります。 桜新町・用賀エリアの泌尿器科専門診療は当院にお任せください。 せたがや泌尿器腎クリニックをよろしくお願いいたします。 ...

本日は当院の待合室をご紹介いたします。 当院紹介にもある通り待合室を男女別に分けています。 女性も皆様にも安心してお越し頂けるように設計しました。 一枚目の写真が男性側の待合室。2、3枚目の写真が女性側待合室です。受付後に分かれて頂く構造です。トイレも当然別に設けております。 トイレですが出入りしている様子が待合室の他の方から見えないようにドアが死角になるよう作っています。トイレの出入りまで見えないように配慮したクリニックはなかなか無いと思います。 女性の皆様が泌尿器科はかかりづらいと言った声を反映させて頂きました。 既出の空気清浄機も稼働させておりますので安心してお待ち頂けます。もちろんお待たせする時間を減らす努力は怠っておりません。 桜新町・用賀エリアの泌尿器科専門診療は当院にお任せください。 せたがや泌尿器腎クリニックをよろしくお願いいたします。 ...

本日は私自身について少し自己紹介をしたいと思います。 私は医学部卒業後に大学には残らずに世田谷区内の関東中央病院に入職しました。 泌尿器科を専門とし先進的な手術や治療に携わって参りました。約10年間、関東中央病院に在籍していました。診療の傍ら夜間に大学院に通い学位を6年かけて何とか取得することもできました。 6年ほど前に帝京大学溝口病院に移りロボット支援手術や最先端の尿路結石症の内視鏡手術に取り組んでまいりました。 最近では医療技術の進歩が著しく特に泌尿器科領域では他診療科の追随を許さないほど進歩が早いです。他診療科に比べてロボット支援手術の保険診療がいち早く認められているのも理由かと思います。ロボット支援手術に関しては外科、婦人科が後に続いています。人類初の内視鏡が膀胱鏡であったのはその端緒だったのかもしれません。 クリニックでは当然手術治療や専門的な精密検査はできませんが今までの診療経験から治療等に対して適切なアドバイスができると思っています。どの診療科もそうですが病院によって得意分野が異なることがあります。私は近隣病院の泌尿器科のドクターと懇意にさせて頂いていますので当院周辺の泌尿器科事情はよく分かっています。加えて、自分自身の診療経験や過去の勤務歴を活かしたアドバイスができると思います。 桜新町・用賀エリアは地元ですので、たわいもない話から診療に関わる事まで是非お声がけ下さい。 最後に関東中央病院時代の同僚に撮って頂いた笑顔が苦手な院長の写真を是非ご覧下さい!   ...

本日は患者さん用の診察室椅子をご紹介します。   泌尿器科では腎臓、膀胱、前立腺等の検査で超音波検査をよく行います。 通常であれば患者さんに診察台に移動して頂き仰向けになって行います。 その移動の流れの中で靴を脱いだり、診察台に上がったりの動作があります。 ご高齢やお体が悪い方は靴を脱いだり移動する事が負担になります。 当院の椅子はご覧のように座ったまま仰向けに倒れる電動の椅子を設置していますので 移動や靴を脱いだりの手間が省け移動が容易な方でも時間の短縮につながります。 短縮した時間を患者さんへの説明や診察に充てたり、次にお待ちの患者さんの待ち時間を軽減する事ができます。 動く様子を動画で是非ご覧下さい。   当院では来院された方のご負担を少しでも減らすように努力しております。 用賀・桜新町エリアの泌尿器科専門診療は当院にお任せください。 せたがや泌尿器腎クリニックをよろしくお願いいたします。     [video width="1080" height="1920" mp4="https://setagaya-uro.jp/wp-content/uploads/2019/12/IMG_8362.mp4"][/video]...

今回は当院で導入している空気清浄機についてお話します。 写真の左側の器械が空気清浄機でフクダ電子社製のFDS-ZEROという機器です。 強力なファンで最大100m²の空間まで対応可能な器械です。 当院の待合室、診察室、処置室を一台でカバーする最新の高性能空気清浄機です。 搭載されているハイパワー紫外線ランプで空気中の細菌やウイルスに強力に作用します。 また、抗菌HEPAフィルターにより室内の花粉・ダニ・カビ胞子を強力に捕集・除去し、次亜塩素水噴霧で更なる空気清浄効果を発揮します。 冬場はインフルエンザなどの感染症が気になる季節です。 当院ではこのように感染対策を可能な限り行っていて、お子様も安心してお越し頂けます。 お子様の泌尿器科診療は当院の得意分野ですのでお困りの方はお気軽にご相談下さい。 インフルエンザの予防接種も承っております。 用賀・桜新町エリアの泌尿器専門診療は当院にお任せください。 せたがや泌尿器腎クリニックをよろしくお願いいたします。   ...

過活動膀胱という言葉は耳にしたことはありますでしょうか。 女性の頻尿の原因となる事が多い疾患です。 40歳以上の女性の10人に1人が過活動膀胱と言われています。 特徴的な症状としては「尿の回数が多い、尿の我慢ができない、尿の我慢が効かず漏れてしまう」というのが典型的な症状です。 専門的には 尿の回数が多い=頻尿 尿の我慢ができない=尿意切迫感 尿の我慢が効かずに漏れてしまう=切迫性尿失禁 と表現されます。 癌のように直接命に関わる疾患ではありませんが「生活の質=QOL、quality of life」に大きく関わる疾患です。 例えば夜に一度もトイレに起きない人が3-4回起きてしまうことを想像してみてください。日中眠くなり日中の効率が下がってしまいます。お体が悪い方は夜間のトイレの間に転倒し骨折してしまうリスクがあります。 最近では副作用の心配がほとんどない過活動膀胱の薬が開発され従来の治療薬と比較にならないくらい楽に治療が継続できます。 今までの勤務経験から女性は泌尿器科にかかりづらいというお声が多く聞かれました。 「泌尿器科に行くと待合室の周りには男性ばかりだから行きたくない」 「どうせ行ってもよくならないから」 などのお声としてよく聞かれました。 当院では女性の皆様にも安心して受診して頂けるよう待合室、トイレ、診察室を完全に別にしプライバシーに配慮しています。泌尿器系症状で少しでもお困りの方はお気軽に当院にお越しください。少しでも皆様の不安や心配を解消できるようお役に立てたら幸いです。 泌尿器の専門診療は当院にお任せください。せたがや泌尿器腎クリニックをよろしくお願いいたします。...

泌尿器科の診断には尿検査が大変重要です。 尿検査の結果から疑われる疾患や原因となる疾患を検索します。尿の様子から感染があるか、出血があるかなど判断していきます。 一般的な病院(総合病院や大学病院レベルでも)では尿を出して頂いてから尿を遠心分離をしてスライドガラスにのせ検鏡を行い一連の流れで20-30分かかるのが一般的ですが、その間は患者さんにお待ち頂く時間になってしまいます。過去の勤務先でなんとかこの時間を短縮できないかと考えていました。 当院では尿を検尿カップのまま機械に乗せ、検査結果が70秒で出る最新鋭の機器を導入しております。採尿後にトイレの小窓から尿を出して頂き身支度をしている間にも結果が出て直ちに電子カルテの結果が反映される院内ネットワークを構築しています。このように受診して頂く皆様の待ち時間が減少するよう色々と各所に工夫をしています。尿カップのまま検査できるので衛生的なメリットもあります。 当院では他にも皆様の負担が少しでも減るような工夫を凝らしていますので随時ご紹介できればと思います。 右側の大きい機械が尿検査の器械で左側の器械が血液検査の器械です。血液検査の器械については改めでご説明します。 泌尿器科的診断や診療は是非当院にお任せください。予防接種、一般内科診療、EDやAGAなどの自費診療も行っています。些細な事でも遠慮なくお気軽にご相談下さい。 せたがや泌尿器腎クリニックをよろしくお願いいたします。  ...

当院は12月2日に開院いたしました。 当院では皆様の受診のご負担が少しでも減るよう提携駐車場を準備しています。 ご利用の際は駐車証明を発券の上、受付にてお申し出ください。 https://setagaya-uro.jp/parking       また車いすの方でも来院可能なエレベーター、待合室、トイレ、診察室となっておりますのでご安心してお越しください。お困りのことがあれば院長、当院スタッフがお手伝い致します。 泌尿器科的な症状を始めどんなお困り事でも結構ですので気軽にご相談下さい。 当院は近隣の医療機関とも連携しています。 用賀、桜新町エリアの泌尿器科専門診療は「せたがや泌尿器腎クリニック」にお任せください。...

当院では開院日の12月2日以降インフルエンザ予防接種を承っています。 予約を頂けますと確実です。ご不明点などあれば当院にお問い合わせください。...