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みなさんは尿路結石に関してどのようなイメージをお持ちでしょうか。 尿路結石というと突如、腰や脇腹が痛くなり、のたうちまわるような激しい痛みを引き起こす病気と思われている事と思います。尿路とは腎臓、尿管、膀胱、尿道と尿の通り道の総称でありそこに存在する結石が尿路結石となります。その中でも激しい痛みを引き起こすものが尿管結石です。   どれくらいの方が尿管結石にかかるというと、少し古い資料ですが日本人では2005年の調査では10万人に134人程度で、年々増加しています。尿路結石が増加している要因としては肥満や生活習慣病の悪化、遺伝的な素因が大きく影響しています。時に副甲状腺という臓器の機能が活発になりすぎて結石の形成の原因となることもあります。  男性の病気と思われている事が多く、確かに男性:女性が2.4:1と女性に比して男性の方が女性よりも2倍以上多いのですが決して男性だけの病気ではありません。  水分が不足しがちな暑い時期に多く発症する傾向があります。 尿路結石の約80%がカルシウム結石(シュウ酸カルシウム、リン酸カルシウムなど)で他には痛風の原因となる尿酸が結石の原因となります。 予防法は水分やカルシウムをしっかり摂取すること、シュウ酸を含む食物(ほうれん草、紅茶、コーヒー、抹茶、チョコレートなど)を控える事となります。  尿管結石の最大の問題は痛みです。誘引なく突如として腰背部の激しい痛みや血尿、時に嘔気・嘔吐などの症状を引き起こします。結石が尿管内に落下し、尿の流れが障害され腎臓に逆流し、腎臓内の圧が高まることが原因と考えられています。 尿管結石を発症した場合にはとにかく第一に痛みに対する対処が一番なので鎮痛剤を使用して治療していくこととなります。時に、感染を併発したりして抗生剤治療や処置が必要なことがあります。尿管結石が原因と思われる症状があればまず医療機関を受診してください。あまり大きくないサイズは対症療法で排石を待つ事になりますが排石が期待できない場合は治療を考慮することになります。  過去には尿管結石に対してはお腹や腰を切って石を取り出したりする手術を行っていましたが、現在ではほとんどの結石が体外衝撃波(ESWL)や内視鏡手術で、体を切らずに治療可能です。特にレーザー内視鏡手術が可能となってからは今まで難しかった腎臓内結石の内視鏡治療を行うことが可能となりました。院長は今までに数多くの尿路結石症の最先端の治療に関わってきましたので全てに治療手段について把握しています。  当院で手術を行う事はできませんが、近隣医療機関と緊密に連携し適切な治療手段をご提案致します。病院によっては院長が連携医療機関に赴いて直接手術を行います。 尿路結石症についてお悩みの方、心配の方、症状がある方は当院にご相談頂けたら幸いです。せたがや泌尿器腎クリニックをよろしくお願い致します。...

オンライン診療にてセカンドオピニオン外来。健康相談を開設いたしました。 セカンドオピニオン外来は御自宅からスマートフォンやパソコンを用いて他院での検査結果や治療についてのお悩み事や疑問について泌尿器科専門医の立場からお答えいたします。自費診療となりますので保険証は不要で、保険診療にある制約はありません。ご予約はオンライン診療のセカンドオピニオン外来の枠から取得をお願いいたします。費用は税別で8000円/30分となり決済はクレジットカードとなります。   健康相談は泌尿器科専門医の院長が泌尿器科疾患に関するお悩み事についてアドバイスいたします。内容により受診を勧奨する場合がありますが投薬治療などはできません。費用は1650円/10分(税込)となります。  ...

当院では自費診療や通院されている方の検査結果説明を中心にオンライン診療を開院より導入しています。今回、新型コロナウィルスの件で規制が時限的に緩和され「保険診療オンライン初診」が可能となりました。しかしながら「保険診療のオンライン初診」については投薬が7日間しかできないなど一定の制約があります。あくまでも人と人の接触を避け新型コロナウィルスの拡大を最小限にする事や治療に関わる医療従事者の負担を軽減するために設けられた一時的な措置です。 泌尿器科では尿検査、身体触診、超音波検査などを用いて診断する疾患が多く存在します。膀胱炎症状であっても実は膀胱癌であったり、頻尿症状でも実は尿閉であったりと不十分な診断を元に治療を開始する事で疾患が悪くなってしまう事があります。 また患者さんとの対面での会話による信頼関係の構築も当院では重視しております。以上を踏まえ、責任ある診療を提供する立場から泌尿器科診療においては「保険診療オンライン初診」は不向きであると考え当院では導入しておりません。相談のみであれはオンライン健康相談外来をお役立てください。何卒ご理解をよろしくお願い致します。...

本日より当院の公式LINEアカウントを作成いたしました。 予約の取得、変更などにお役立てください。その際に再診の方は当院診察券番号、お名前を、初診の方はお名前と診療希望日時の記載をお願いいたします。 なお、健康相談や治療に関わるご相談はお受けする事ができません。お返事は原則、診療時間内となります。よろしくお願い致します。 LINE ID :setagaya-uro...

当院では開院時よりオンライン診療を導入しています。主には自費診療や検査結果説明が対象でしたが新型コロナウィルスの影響もあり、再診の対象が拡大し、初診からオンラインも検討されつつあります。(4月1日、日本経済新聞)   利用には専用のアプリが必要となります。詳しくはお問い合わせ頂くか当院HPをご覧下さい。...

先般、コロナウィルスによる肺炎が問題となっています。 当院では写真の空気清浄器を開院時から導入しております。医療機器メーカーの空気清浄機で120㎡まで対応可能で当院の受付に設置しています。清浄範囲が広いのは当然ですがこの機器の最大のポイントは空気の浄化を行いながら次亜塩素酸水を空気中に噴霧できることです。コロナウィルスには次亜塩素酸が有効であることがわかっていますのでこの機器により最善の予防対策を行っています。花粉除去機能も備えています。また受付、トイレ等にアルコール消毒液も設置しておりコロナウィルス以前から感染対策をスタッフ一丸で徹底しています。当院御来院に際してはご安心してお越しください。 桜新町、用賀エリアの泌尿器科専門診療は当院にお任せ下さい。 せたがや泌尿器腎クリニックをよろしくお願い致します。 ...

過活動膀胱については前回お話しした通りですが、内服の薬物療法でも十分な効果が得られない難治性の過活動膀胱が存在します。このような症例は難治性過活動膀胱と診断されます。この難治性過活動膀胱に対しつい最近、ボツリヌス療法が保険治療として認められました。海外では20年ほど前から行われている治療です。 具体的にはボツリヌス菌が作るボツリヌストキシンという物質を有効成分とする薬剤です。ボツリヌス菌を用いるわけではありませんのでボツリヌス菌に感染する危険はありません。 治療は外来で可能で局所麻酔を行った後に膀胱内視鏡を用いて膀胱の排尿筋に直接ボツリヌスの注射を行います。内服の薬剤で改善効果が得られない難治性過活動膀胱に対し尿漏れ、尿意切迫感、頻尿などの症状を劇的に改善する効果が期待されます。院長は泌尿器内視鏡手術に数多く携わってきましたので治療手技についてもご安心ください。 治療は専門講習を受けた日本泌尿器科学会認定の専門医のみが行うことができます。当院では本治療を保険診療でクリニックレベルでは日本で一番早く施行できる準備を進めています。講習を受ければ本治療の施行が可能な段階まで準備は進んでいますので過活動膀胱の症状でお悩みの方、薬物治療で効果が不十分な方はお気軽にご相談下さい。話だけでも聞いてみたいなどのご相談でも構いません。 桜新町・用賀エリアの泌尿器科専門診療は当院にお任せ下さい。せたがや泌尿器腎クリニックをよろしくお願い致します。   ...

当院の取材記事が2月7日発売の文藝春秋3月号に掲載されました。 当院で導入している電子カルテシステムの広告ですが、よろしければ是非ご覧下さい。 ...

本日は過活動膀胱のお話です。過活動膀胱とは急な尿意を催したり、何回もトイレに行ったり、トイレに行く間に尿を漏らしてしまう病気です。 発症する仕組みははっきりとわかってはいませんが加齢、肥満、高血圧、前立腺肥大症などの様々な疾患が関与していると考えられています。 過活動膀胱の典型的な症状は「尿意切迫感」「切迫性尿失禁」「夜間頻尿」「昼間頻尿」です。   尿意切迫感・・・突然起こる我慢が効かない強い尿意。 切迫性尿失禁・・・我慢が効かずに尿が漏れてしまう。 昼間頻尿・・・日中に何回もトイレに行く。 夜間頻尿・・・尿意のために少なくとも1回は睡眠中にトイレに起きる。   過活動膀胱については当院HP内にある問診票でおよその事がわかりますのでお役立てください。 治療については行動療法、薬物療法、ボツリヌス療法などがありますが薬物治療が中心となります。最近では副作用の少ない薬剤が開発され負担が少なく治療を継続できるようになってきています。しかし一部には薬剤治療でも難治性の過活動膀胱が存在します。その際に考慮されるのがボツリヌス療法です。   ボツリヌス療法は膀胱内視鏡を用いて膀胱内に薬剤を直接注入して膀胱の異常な収縮を抑えます。治療は外来でも可能で薬剤治療が効果が不十分なケースに検討されます。 本治療はつい最近、保険診療として承認されました。当院ではクリニックレベルでは都内で最速で開始できるように現在、準備を進めています。   他院で過活動膀胱の治療を受けているがいまいちよくならない、効果が不十分などとお感じになっているような事があればお気軽に当院にご相談下さい。電話でのお問い合わせだけでも結構です。   桜新町・用賀エリアの泌尿器科専門診療は当院にお任せください。 せたがや泌尿器腎クリニックをよろしくお願いいたします。 ...

今回は「尿」と尿検査についてお話ししたいと思います。 皆様は健康診断や内科の受診等で尿検査を提出する機会はあったにも関わらずその意義や細かい検査の内容などについて説明を聞く機会は少ない事かと思いますので尿検査でどのような事は分かるかご説明いたします。   尿は摂取した不要物を腎臓でろ過し体外に排出されたものです。ですから腎臓の機能が低下したり、尿路(腎臓、膀胱などの尿の通り道)に感染や出血があるとその異常が尿に反映されます。尿は健康状態のバロメーターとも言えます。   一般的には尿検査は尿定性、尿沈渣に大別されます。前者は検査用のテープを尿に浸しその反応を見ることによって尿の検査をするものです。実際には尿潜血、尿たんぱく、尿糖、尿pH、尿比重などが検査項目です。 尿沈渣は尿を遠心分離し沈殿した尿検体を顕微鏡で検鏡し検査視野あたりにどれくらい赤血球や白血球などの細胞があるか確認する検査です。実際の臨床現場では両者を組み合わせて検査の精度の上げるように努めています。しかしながら自治体や企業の健診などでは予算、マンパワー、医療機器の都合から尿定性のみ行われている事が多いのが実情です。特に尿潜血に関しては採尿条件や常用している内服薬などの影響が出る場合があり偽陽性(異常がないのに異常と結果が出る)が多く存在します。採尿時に中間尿(出始めは採らずにその後の尿を採尿する)で採尿されていないこともありそれも結果に影響することもありますが実際の現場ではこれらの検査を用いて尿中に感染や出血があるかなどの検索し必要な検査を考慮していく事となります。   当院でも尿定性検査、尿沈渣を併用し診断の精度を高めるように努めています。特に尿沈渣に関しては通常20-30分かかる時間を約70秒で結果が出て、かつ精度が高い写真の最新尿沈渣機械を導入しています。(遠心が不要です!)通常、尿検査の各項目について細かくお話しするのは時間の制約上難しい場合がありますが当院では検査時間を短縮しなるべく細かくご説明する時間に充てるよう工夫しています。   泌尿器科専門医は「尿」に関しては専門的な知識、診療経験があります。お困りの事があれば些細な事でもお気軽にご相談下さい。女性の方も安心して受診して頂けるよう当院では待合室、トイレ、診察室を完全に男女別にしております。   桜新町・用賀エリアの泌尿器科専門診療は当院にお任せください。 せたがや泌尿器腎クリニックをよろしくお願い致します。 ...